2010年7月17日土曜日

ドイツ一人旅 【飛行機で号泣】

楽しい時間は
あっという間にすぎてしまうもので。。。

就航したての、最新型A380エアバスというのが
帰りのガックリ感を
すこしだけ和らげてくれた・・・

号泣①

旅行前に読破しきれず
ドイツの移動中、ずっと読み続けていた
”ベルリンの秋”(春江一也著)を
帰りの機内でようやく読み終える。

ベルリンの壁崩壊の前後を背景に
事実にもとづいたフィクション。
実際に、歴史やその場の雰囲気を感じてきただけに
感情が爆発(^^;

ある場面は、作者が壁崩壊の日に
空路ベルリンへ向かった実体験なのだが
こんな機長のアナウンスがあったそうだ。

『ご搭乗のみなさま、歴史的な日のベルリンへようこそ。
右側前方をご覧下さい。
壁の境界検問所から、どんどん人々が
西ベルリンへあふれ出ています・・』

みんな、どんな思いだったのだろう・・・と
まるで自分が経験したかのように、号泣。。


号泣②

エンタテイメントメニューの中に
第九のコンサートのプログラムを発見。

それは、ベルリンの壁崩壊直後に行われた
祝賀コンサートの映像だった。

”Alle Menschen werden Brüder”

歓喜の歌に
なんとふさわしい背景。

ベートーヴェンも
こんな何よりの舞台で演奏されて
喜んでいるだろうなぁ~

そう思ったらまた号泣。

帰りたくないよ~~
でも、現実逃避はいつか終わっちゃうんだよね。

Danke schon Deutschland !!!
Auf wiedersehen !

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