2010年7月17日土曜日

ドイツ一人旅 【ハンブルク】


◆ブラームス
一番好きな作曲家、ブラームス。
生誕地、ハンブルクは
どうしても見ておきたかった。

時おり雨がぱらつく中、
ブラームス広場
洗礼を受けたミヒャエル教会
ブラームス博物館などを歩く。

ひっそり&観光客少ない・・・
もっと街をあげて
アピールしているのかと思ったら。。

結局、オーストリアなどで活躍しているので
生誕地はあまり盛り上がっていないのかもね。

6月なのにコートを着る寒さ
強い風
厚い雲
どんより暗い空

あのブラームスの
苦難を知り尽くしたような
重厚な雰囲気と
無関係ではないのかもな~。

少しだけ
ふるさとを感じられた気がした。

ここも、戦争で焼け野原になってしまった街で
古い建物が少ない。

当時の雰囲気が残っていたら
もっと色々感じられただろうに。

なんともったいないことを。
つくづく、戦争はおろかだよ。


◆おばあちゃん

ミヒャエル教会は、
エレベーターがあり、尖塔に登ることができる。
(私はぜんぶ階段で上がったけど)

エレベーターに乗るにしても
少し階段を上らないといけないのだが
私の前には、杖をついたヨタヨタのおばあちゃんが。

そんなでも、迷うことなく
杖をつきつき、ゆっくりゆっくり頑張って上っている。

ドイツの街では、こういう光景をよく見かけた。

老人たちが、ヨタヨタの姿を恥じることなく
元気に街を歩いている。

きっと周りにも
それを受け容れて見守るゆとりがあるのだろう。

こういうところに、豊かさを感じる。















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