民主化運動の基点となった教会。
ここで行われた
”平和的革命記念コンサート”を
TVで見ていたこともあり
感慨深い。
穏やかで、とても20年前に
激動の歴史を経験したとは思えないが
本屋をのぞくと、当時のデモなどの様子を記録した本がたくさん。
民衆の力と、
なんとか武力行使なしに・・と奔走した人々を思い
胸が熱くなった。
教会の、静かで明るい空間も気に入って
通るたびに何度も入ってしまった。あるときは、パイプオルガンの練習中。
たまに、アレレって止まっちゃったりするのだけど
それでも荘厳な感じがするから
あの音色はスゴイ。
◆トーマス教会
お墓も祭壇にある。
朝の教会コンサートへ。
朝の街は、人が少なく、陽射しがさわやかで
本当に気持ちがいい。
式次第のような冊子に
お祈りの言葉や、歌の楽譜が載っている。
コンサートといっても、やはり教会なので”礼拝”なのだ。
式次第に従い、司教の話を聞いたり
立ち上がって歌ったり、座ったり。
私はハミング程度で口ずさんでいたが
信者なら知っている歌なのか
初見で歌える能力があるのか?
演奏は、ゲヴァントハウスの小編成オケと
トーマス教会の合唱団。
ゲヴァントハウスなんて、ぜいたく・・・
トーマス隊のチビっこたちも、一生懸命歌っている。
うわー・・なんてきれいな声。
人の声が、完全に楽器になっていた。
自分は無宗教なのに
教会の空間で、美しく響く宗教曲を聴いていると
神聖ななにかに、救われる気がしてくる。
式の最後、
教会が揺れるような、全身を貫くような
あのパイプオルガンの重低音は
一生忘れないだろう。
◆知ってる場所
思わず、あれっ?
ときどき夢に出てくる場所に
そっくりなCAFEが。
うわー。
しばらくそこでボーっと座ってみた。
ワタシ、ここで暮らしていたのかもしれない!?笑
顔は、前に飼っていたワンコにそっくり。
毛色は、そのワンコの弟にそっくり。
うん。
やっぱりこの街には縁がある!
なんとも去りがたい
音楽に包まれた街、ライプツィヒでした。
音楽に包まれた街、ライプツィヒでした。
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