2010年9月25日土曜日

恐怖は目を大きくする

チェコの映画監督が言っていた言葉。

恐怖ととなり合わせにあると
人は想像力が広がるのだそうだ。

迫害や制圧の歴史をたどってきた
チェコの人だからこそ
言える言葉なのだろう。。

そして、映画『第三の男』の名ぜりふを思い出す。

『イタリアは、ボルジア家の30年の圧政下
戦争と流血が続いたが
ミケランジェロ、ダヴィンチ、ルネサンスを生んだ。
かたや、スイスの500年のデモクラシーと平和は何を生んだ?
ハト時計さ』

ちょっと過激だとは思うけど・・

確かに、人の心の底をゆさぶる芸術は
苦悩・恐怖・絶望・悲しみ・・・
追い詰められた精神状態から
生み出されている気もする。

なんとも皮肉。。

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