2015年3月20日金曜日

ひとつでも

イミテーション・ゲームを観たあとに
中学少年殺害のニュースを見たら
今までとちょっと感覚が違った。

同年代から相手にされていなかったという犯人。
きっと劣等感にまみれて
彼も苦しんでいたひとりなんだろう。

被害者と同じ目に遭ってみろ、と思うくらいの怒りの一方で
彼も、チューリングのように
打ち込める何かを見つけられていたら・・・と切なくなる。

つるの剛士が話していたエピソードを思う。
学生時代、勉強が苦手だった彼。
テストもまったく分からず、
あきらめて、答案用紙のウラに得意の絵を描いた。
そしたら先生はなんと、100点をくれたそうだ。
その先生にあっぱれ!

何かひとつでも、人に認められたら
誰かひとりでも、自分の良さを見つけてくれる友がいたら
きっと人は、道をひどく外れることはないんじゃないかなぁ。。
・・・現実はそんなに甘くない?

犯人の人生はどんなだったんだろう。

ダースベイダー =諸悪の根源!
みたいなイメージだったのに
ダークサイドに堕ちていったエピソードを観たら
もう切なくて哀しくて仕方なくなってしまったように
犯人の歴史を知ったら、印象が変わるんだろうか。

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