2015年3月8日日曜日

音楽 ≠ 癒し?

作曲家の加羽沢美濃さんが
ドイツでコンサートを開いたときのこと。

『私の曲は、癒しの音楽として日本で親しまれています』
みたいなことを言ったら
『ドイツ人は音楽に癒しを求めていません』
と言われちゃったとか。笑

なんかドイツっぽくて
分かる気がする・・・(^^;

でも、自分にとっても
音楽は癒しって感じではないんだよなぁ。

コンサートでは
心臓バクバク
血がざわざわ

辛くて苦しくて
横隔膜がよじれそうになったり

喫茶店とかで本を読んでいても
知ってる音楽がかかると
もう本の内容は頭に入ってこなくなっちゃう。


ここのところ、大好きなブラームスの間奏曲Op.118-2を
がんばって練習中。

ブラームス晩年60歳のときの作品。
どんな想いで、どんな風景を見ながら作ったの?

弾いていると、泣けてくる。
悲しみ、苦しみ、愛情・・・
決して幸せでない今だからこそ、
こんなに感情を込めて浸れるんだろうなぁ。

心がかき乱される~
ますますシワが増えちゃう~
と同時に、
弾くことで、なんだか鬱々としたものが発散されるような?
・・・ってことは、癒されてるのか?

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