”ティアハイム”をTVで紹介していた。
最近改装されたばかりで
全館冷暖房完備&庭付き。ワンにゃん、うさぎ・・・など
飼い主が飼えなくなって
保護されたペットが収容されている。
一匹一匹に説明が張り出されていて
名前・条件・飼い主が飼えなくなった理由・・などが
詳しく書いてある。
見捨てられた動物たちは
そこで、新たな飼い主を待つ。
たとえ引き取り手がいなくても、そこで最期を迎えることができる。
何より素敵だと思ったのは
動物を飼いたい→ティアハイムへ探しに来る人が多いということ。
日本のように、流行っている犬を
お店やブリーダーから買うのではなく。
公の補助はほんの少しで
ボランティアや寄付金で運営されているそうだ。
価値のない命はない、という精神が根底にある。
ペットじゃなくて、家族なんだよね。
施設ができたのが100年も前というから
そんな時代から進んでいたのだな。
まあ、そんな施設ができてしまうこと自体が
悲しいことなんだけど
そこでほったらかしにしない所がドイツのすごい所だ。
彼らは一度傷ついているから
施設が劣悪の環境であると、さらにひねくれて
人間になつかなくなってしまうかもしれない。
環境のいい施設をもてること
そこから動物を引き取るスタイルが広まること
自分も関心を持たなくては。
ティアハイムのお兄さんが
部屋を掃除してあげている所に
一匹のワンコがソロソロ寄って来る。
ぶさいくで、怯えたような顔をしている。
下手くそな笑顔で『なでなでして~』と弱気に訴える姿が
なんとも切なくて、涙がボロボロ。
そして、この施設がガラガラになる日が来ますように。
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