2011年2月20日日曜日

救いの?格言

新しい仕事を始め
緊張や混乱の毎日。

そんな中、いつも見ている英語のTV番組で
勇気付けられる格言が。

"Readily useful people become readily useless."

藤原銀次郎という、昔の経営者の言葉らしい。

正しいような、正しくないような
深い言葉なんだろうけど・・・

とにかく今の自分には、なんだかありがたく
がんばらねばーと思える言葉だった。

サンキューぎんじろ~。

2011年2月18日金曜日

〇〇は高いところがお好き

久々に
オペラシティのパイプオルガンコンサートへ。

環境の変化で、ヘンな疲れ方をする心身も
音楽を聴くと、再生!

今回はモニカさんという
同い年の、スロヴァキア生まれのオルガニスト。

のびのびと、堂々と、柔らかく
ガンガン響かせてくれた。

最後に、即興演奏を披露してくれたのだけど
”ふるさと”を組み込んでアレンジ。

あのメロディが流れたら
なぜか涙がツツーっと。
あぁ、自分、日本人なんだなぁ~とやや驚き。

幸せ気分のまま
35階の高層カフェで、ゆったりランチ。

一人客なのに
運よく窓ぎわに陣取れ、すばらしい眺望。

好きな建築、東京カテドラルがギラギラ輝いていて感動。

あっちは〇〇、線路はこう走っていて・・と
景色と地図をつなぎあわせていると
ずーっと眺めていても飽きない。

それにしても、高層ビルの多いことよ。
昔はどこからでも富士山が見えたろうに。。。

どうして人間は、高さに貪欲なんだろうなぁ。
高層マンションやビルが建つたびに
どれだけの人が、日陰になり、眺望を失うことか。

バベルの塔みたく
バチあたりそうだから、そろそろやめようよ。

って、高いところから
喜んで景色を見ている自分が
一番悪いって話・・・

2011年2月9日水曜日

ジルヴェスターコンサート2010

ベルリンフィルのジルヴェスターコンサート。

ようやくTVで放映。
大晦日の生放送を 切に願う!

今年は、指揮者にドゥダメルを迎え
フランス・スペインの作曲家の作品。

なんと華やかな!
終始、幸せ気分で笑っていた時間。
こんなの聴いたら、いい年迎えられるに決まってるわい!

驚いたのが、
なぜかコールアングレが活躍する曲多し。
地味な楽器なのに、ドミニクさん出ずっぱり。

ちょうど自分の中で
波が来ているときだったので、ビックリだ。

『ロマンス 燃える恋の思いに』~ファウストの劫罰から~
はとりわけ、まろやかな音が絶品。

ひいきのヴァイオリニストも
相変わらず目をキラキラさせ
指揮者・歌手・コンマスの動きを、細やかに探りながら
ほほ笑み合ったりして楽しそうに弾いてる。

やっぱりベルリンフィルは
なぜか分からないけど、ビリビリ来る。大好きだ。

しばらく
コールアングレ祭りが続きそう。

2011年2月4日金曜日

メトロポリス

ドイツで1927年に公開された映画。

以前から観たかったのだが、レンタル屋にもなく
保留になっていたところ、BSで放送。
ラッキー!

モノクロの無声映画。

もともとのフィルムは
大戦や政治的な理由で 一部が欠落しており
原作をもとに、継ぎ足したバージョンらしい。

すごい!84年前に作られたなんて驚き。
出てくるアンドロイドも、古い感じがしないし。

未来都市が、2つの世界で成り立っている。
地上の楽園=裕福な支配者たち
地下の工場=貧しい労働者たち

支配者サイドにいる主人公が
その対立や壁をとりはらう。

”頭脳と手をつなぐものは、心でなければならない”

支配者(頭脳)と、労働者(手)は
最後に主人公の”心”によって、手をつなぐ。
そのシーンには、思わずホロホロ。

内容は、現代のいろいろな状況にも
あてはまることばかり。

自分の知らない世界を、謙虚に学ぶ姿勢の大切さ

扇動されたとき、人間の集団が狂気を帯びる怖さ

過ちがあったとき、何かに責任をなすりつけ、やり玉にあげるズルさ・・・

細かい部分にも
いろいろなメッセージが込められていると感じる
素敵な映画だった。

それにしても・・・
歓楽街が、”YOSHIWARA"と呼ばれていた。
吉原ってそんなに有名だったのか・・・

2011年2月2日水曜日

コールアングレ

N響 withパユ&シェレンベルガー のコンサートへ。

シェレンベルガーという人を今回初めて知ったのだが
元ベルリンフィルのコールアングレ奏者。
今回は指揮+吹き振りも見られるということで
食いついた!

*モーツァルト:アンダンテ
*ブゾーニ:ディヴェルティメント

パユのフルートは、相変わらず素敵で
踊るように、軽やかに
色とりどりの音を聴かせてくれる。

途中、シェレンベルガーの手が
パユの楽譜に当たって落下!
というハプニングもあったけど、ささっと拾って続行。

その後、アンコールで
落とした部分をもう一回演奏してくれたのだけど
パユはわざと譜面台を遠ざけたり、おちゃめで笑わせてくれたなぁ。

*オネゲル:フルートとコールアングレのための室内協奏曲

シェレンベルガーのコールアングレ
もっと聴きたかったー!
あのまろやかで優しい音は
どうしてもオケやフルートに隠れてしまうのが残念。

シェレンベルガーの吹き振りなのに
彼が吹いているときは、ちゃっかりパユが指揮してる。笑
フルートを指揮棒みたいにして踊ってるパユは
遊んでいる子供みたいで、これまたパユマジックにやられた。

*ベートーヴェン:英雄

なんたること、睡魔に襲われた!
コンサートでは興奮するのが常なのに。

なんだか音が直接体に響いてこなかった。
N響、あんまり迫力なかった?楽しそうじゃない?
ホールの音響もイマイチなのかもしれない。

とにもかくにも、
コールアングレをもっと聴いてみたくなったコンサートでした。

味噌づくりと投球術

実家の味噌づくりを手伝いに。

塩分ひかえめで、大豆を感じる味噌。
やっぱり実家の味噌が一番うまいのだ!

まず、大量に煮た大豆を、つぶす。
昔はフードカッター&すりこ木でやっていたのだけど
最近は、うどん方式。
大袋に入れ、足や手でつぶす。

それを、米こうじ・麦こうじ・塩・大豆の煮汁 と混ぜ
ペースト状にして、大きな容器に詰めていく。
昔みたいに樽がいいんだろうけど、今はタッパー。笑

詰めるとき、空気が入らないように
ペーストを、ハンバーグみたいにペシペシ叩きながらボール状にして
容器へバンバン投げ込んでいく。

父や母は、見事にバシーっと
狙ったところに投げ込むんだけど
私は、ベチャっと外にはみ出ちゃったりして、ダメダメ。

父との会話も、
『指が引っかかっちゃってるからダメなんだ』
『そうか、パームボールか・・・』

味噌づくりなんだか、野球なんだか・・(^^;
まあ、ソフトボール部時代も
悪送球の常習犯だったので、納得なんだがね。

一年後、美味しくできているといいな。