川崎へ買い物へ。
たまたまウィーンフィル、MUZAでコンサートの日。
雰囲気だけちょっと嗅がせて!とホールへふらり。
なんとなくチケットカウンターで
『もう高いチケットしか残ってないんですよね~』と聞いてみたら
『あ、D席一枚でしたら、ご用意できますよ!」とのこと。
こりゃ行けってことね、ハイ、買った!
まったくそんなつもりなかったので
ジーパンですけど、なにか?
思いがけず、名門オケを聴くことに。
指揮者&曲目が変わったので
払い戻しがけっこうあったのだろうなぁ。
さて時間となり、ホールへ向かうと
入口には、サラリーマン風の男性が
『D席求ム!』の紙を持って立っている。
うー、私が何の気なしに取ってしまったばっかりに・・
ちょっと心が痛む。
がしかし、そんな思いは会場に入って吹っ飛ぶ。
なに・・・?ガラガラだよ?
ちょっとあの空席ぶりはびっくり。
どういうことだ?
各チケット会社の持ち分があり、
ホール窓口での持ち分が最後ってことだったのかな?
もはやこのご時世、ウン万円するチケットなんて売れないのか
指揮者が気に入らなかったのか
日本のオケのレベルが上がっている今
6回くらい行ける金額を払ってまで・・という感覚なのか。
空席を見ながら、あれこれ考えてしまった。
肝心の音楽は・・・
モーツァルトNO.33とハイドンNO.103は
さっぱり、明るく、美しく!って感じ。
『新世界より』でフルメンバーになると
管も弦も、迫力満点。
指揮者のネルソンズ(これまた年下でショック・・・)も表情豊か。
”家路”で有名な2楽章は
コーラングレのまろやかな響き
ラストも、3階席までくる音圧
確かによかったのだけど・・
どうも体はあまり反応しなかった。
単純に、好きな曲目じゃなかったからかな?
3日に、バス奏者が富士登山中に亡くなり
メンバーの気持ちが万全でなかったのか?
プロだからそんなことはないか?
でも仲間が亡くなってすぐ、なかなか複雑だよね・・・
とまあ、音楽以外に
いろいろと考えてしまったコンサートでした。
富士山に向かって合掌。
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