2010年4月26日月曜日

ライプツィヒ

ドイツで行きたかった街のひとつ、ライプツィヒ。
バッハ、メンデスルゾーン、ワーグナーなど
名立たる音楽家のゆかりの地。

TVでやっていた、ゲヴァントハウスオーケストラのコンサートの番組で
ここで起きた平和的革命が
ベルリンの壁崩壊の引き金となったのだと知った。

ゲヴァントハウスの指揮者、クルト・マズアは
民衆と当局に 『非暴力で、話し合いを』と呼びかけた。

民衆は、武器ではなく、ろうそくを手にデモを行い
シュタージの本部を占拠したそうだ。

教会でひらかれたコンサートでは
団員が立ち上がると、民衆もみな立ち上がり
無言での大きな拍手が、祈りのように続いたんだそうだ。

この街だったからこそ、音楽が人々の心にあったからこそ
平和的革命はあったのではないかな。
そんな気がして、胸が熱くなった。

ひいきのヴァイオリニスト、Thomas Timmの父は
ゲヴァントハウスの首席チェリストだ。
本拠地であるトーマス教会の名を
息子に付けたに違いない!と勝手に思い込んでいるのだが
激動の時代を、どう感じて生きてきたんだろう。。

ちょうど訪れるころは
バッハ音楽祭の真っ最中。

教会など、あちこちで開かれるコンサートで
街は音楽だらけなんだろう。
楽しみだ!

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