2010年3月24日水曜日

ぎゅっとする宿題

最近、親とぎゅっと抱き合ったのは、いつ?

記憶にないなぁ。。。
今でも、別れ際は握手したりハイタッチはするけど。

面白いTV番組を観た。
宮崎のある小学校で、毎年実際に出ている宿題。

バレンタインデー前の一週間、毎日。
親とぎゅっと抱き合うことができた日は、〇印。
できなかった日は、☓印。

皆、照れくさい、恥ずかしい、嫌がってもお母さんが無理やり・・
と言いつつも、とても嬉しそうな笑顔だ。

そんなこと、何の気なしにできてしまう家族にとっては
毎日キャッキャと楽しい時間。

でも今回クローズアップされていたのは
どうしてもできない親子。

ちょっと小生意気な男の子。
仕事柄、家を留守にしがちで、距離を感じているお父さん。
踏み込めないお母さん。

何年もこの宿題は出ていたのに
そのことすら、親は知らなかったと言う。

今年こそ!
お父さん、色々な手?を使って頑張る。
でもなかなか距離は近づかない。

☓印が並ぶ中、最終日
お父さんが持ち出したのは昔のアルバム。
3人で思い出を振り返る。

そして気付いたことは
お父さんが息子を抱っこしている写真が一枚もないこと。

それをきっかけに
やだ!と言い張っていた息子も
『じゃあ2秒だけね。2秒だけ!』としぶしぶ。

そして、お父さんと息子は
ぎゅっと抱き合った。

2秒だけって言っていた息子も、強がっていただけ。
嬉しそうにずっと抱き締められていた。
しかも、感謝の言葉もきちんと言えたね。

お父さん、本当に嬉しそう。
お母さん、泣いてるし。

思わず自分も、声を上げて号泣(^^;

親子の愛は、深く、重く、尊い。

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