2015年4月10日金曜日

ブラームスの想い

4月3日は
ブラームスの命日だった。
没後118年。

おぉ、関係ないけど、今弾いているのが
Op.118-2だ!

クララはこの曲を
“技術的には難しくないが、ブラームスのことを深く知らないと
彼の想うようには弾けない”
というふうに評したと、どこかで読んだ。

うーくやしいね。
私にしか弾けないわ!ってことじゃん!
ま、献呈されているから当然か。
羨ましすぎる。
どんなふうに弾いたんだろうなぁ。


先日は、ピアノ協奏曲NO.1について
ヤルヴィ&フォークトが語っていたのが印象的だった。

1楽章の激しい冒頭=Catastrophe
あんな破壊的な始まりの曲はないよね!とふたり。
シューマンの死を聞いたから、という説があるそうだ。

その後の2楽章=Catharsis
この上ない美しさ、祈り、それでも生きていく・・・

そして3楽章=Sunrise
とてつもない暗闇からでも、光を見出すことができるのだと。

私の中では、Sunriseという単語はあまりしっくり来なくて
やっぱり哀しみが根底にズズーンとあるイメージなのだけど。笑

うーん。これが24歳の時の作品だとは。
つくづく恐るべし。。。

“それでも生きていく”
この想い、私がブラームスの曲から感じる共通のイメージかも。

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