イミテーション・ゲームを観たあとに
中学少年殺害のニュースを見たら
今までとちょっと感覚が違った。
同年代から相手にされていなかったという犯人。
きっと劣等感にまみれて
彼も苦しんでいたひとりなんだろう。
被害者と同じ目に遭ってみろ、と思うくらいの怒りの一方で
彼も、チューリングのように
打ち込める何かを見つけられていたら・・・と切なくなる。
つるの剛士が話していたエピソードを思う。
学生時代、勉強が苦手だった彼。
テストもまったく分からず、
あきらめて、答案用紙のウラに得意の絵を描いた。
そしたら先生はなんと、100点をくれたそうだ。
その先生にあっぱれ!
何かひとつでも、人に認められたら
誰かひとりでも、自分の良さを見つけてくれる友がいたら
きっと人は、道をひどく外れることはないんじゃないかなぁ。。
・・・現実はそんなに甘くない?
犯人の人生はどんなだったんだろう。
ダースベイダー =諸悪の根源!
みたいなイメージだったのに
ダークサイドに堕ちていったエピソードを観たら
もう切なくて哀しくて仕方なくなってしまったように
犯人の歴史を知ったら、印象が変わるんだろうか。
2015年3月18日水曜日
The Imitation Game~エニグマと天才数学者の秘密~
2015年3月9日月曜日
ジョナサン・ケリー
オーボエやコールアングレの音が好きで
オーケストラでも注目しがち。
中でもいいなぁ~と思うのが
かもめのジョナさん
ベルリンフィルのジョナサン・ケリー
なんだか、彼の音は
まろやかで優雅。
11月にBerlinで聴いた
アルゲリッチとのシューマンP協。
姐さんにすっかり釘づけになっていた私だが
ジョナさんが最初の主題を吹いたとき
うわぁぁぁぁなんだこりゃ!!
たぶん、わんこが耳ピン!って立つ感じになってた。笑
この音&歌い方を聴けただけで、来た甲斐があった
と思うくらい、しびれた。
惚れなおしましたぞ。
上品で知的な雰囲気ただよう
エゲレス紳士~!
と思っていたら、それもそのはず?ケンブリッジ大学出身。
出た~
天から何物も与えられた系か~!
夏に来日予定!
これまた天からあれこれ与えられたオッテンザマー弟ら
スーパー軍団と共に。
オーケストラでも注目しがち。
中でもいいなぁ~と思うのが
かもめのジョナさん
ベルリンフィルのジョナサン・ケリー
なんだか、彼の音は
まろやかで優雅。
11月にBerlinで聴いた
アルゲリッチとのシューマンP協。
姐さんにすっかり釘づけになっていた私だが
ジョナさんが最初の主題を吹いたとき
うわぁぁぁぁなんだこりゃ!!
たぶん、わんこが耳ピン!って立つ感じになってた。笑
この音&歌い方を聴けただけで、来た甲斐があった
と思うくらい、しびれた。
惚れなおしましたぞ。
上品で知的な雰囲気ただよう
エゲレス紳士~!
と思っていたら、それもそのはず?ケンブリッジ大学出身。
出た~
天から何物も与えられた系か~!
夏に来日予定!
これまた天からあれこれ与えられたオッテンザマー弟ら
スーパー軍団と共に。
2015年3月8日日曜日
音楽 ≠ 癒し?
作曲家の加羽沢美濃さんが
ドイツでコンサートを開いたときのこと。
『私の曲は、癒しの音楽として日本で親しまれています』
みたいなことを言ったら
『ドイツ人は音楽に癒しを求めていません』
と言われちゃったとか。笑
なんかドイツっぽくて
分かる気がする・・・(^^;
でも、自分にとっても
音楽は癒しって感じではないんだよなぁ。
コンサートでは
心臓バクバク
血がざわざわ
辛くて苦しくて
横隔膜がよじれそうになったり
喫茶店とかで本を読んでいても
知ってる音楽がかかると
もう本の内容は頭に入ってこなくなっちゃう。
ここのところ、大好きなブラームスの間奏曲Op.118-2を
がんばって練習中。
ブラームス晩年60歳のときの作品。
どんな想いで、どんな風景を見ながら作ったの?
弾いていると、泣けてくる。
悲しみ、苦しみ、愛情・・・
決して幸せでない今だからこそ、
こんなに感情を込めて浸れるんだろうなぁ。
心がかき乱される~
ますますシワが増えちゃう~
と同時に、
弾くことで、なんだか鬱々としたものが発散されるような?
・・・ってことは、癒されてるのか?
ドイツでコンサートを開いたときのこと。
『私の曲は、癒しの音楽として日本で親しまれています』
みたいなことを言ったら
『ドイツ人は音楽に癒しを求めていません』
と言われちゃったとか。笑
なんかドイツっぽくて
分かる気がする・・・(^^;
でも、自分にとっても
音楽は癒しって感じではないんだよなぁ。
コンサートでは
心臓バクバク
血がざわざわ
辛くて苦しくて
横隔膜がよじれそうになったり
喫茶店とかで本を読んでいても
知ってる音楽がかかると
もう本の内容は頭に入ってこなくなっちゃう。
ここのところ、大好きなブラームスの間奏曲Op.118-2を
がんばって練習中。
ブラームス晩年60歳のときの作品。
どんな想いで、どんな風景を見ながら作ったの?
弾いていると、泣けてくる。
悲しみ、苦しみ、愛情・・・
決して幸せでない今だからこそ、
こんなに感情を込めて浸れるんだろうなぁ。
心がかき乱される~
ますますシワが増えちゃう~
と同時に、
弾くことで、なんだか鬱々としたものが発散されるような?
・・・ってことは、癒されてるのか?
2015年3月3日火曜日
アウシュビッツ~オシフィエンチム~解放70年
70年にちなんで
TV番組やドキュメンタリー映画が多く特集された。
特に胸がつぶれたのが
収容所のユダヤ人で構成されていたオーケストラで
演奏させられていた老女。
楽器が弾けることで優遇され
労働で疲弊しきった他のユダヤ人たちをあざ笑うかのように
明るい音楽を演奏させられる日々。
他のユダヤ人生存者とは、いまだに大きな壁があり
交流はない。
彼女は被害者なのに、
"同胞のユダヤ人たちを裏切った"という罪の意識とも闘わねばならない、
とてつもなく孤独な人生。
彼女の愛していた音楽までもが
忌まわしいものになってしまったことが
恐ろしく、悲しい。
最近ようやく、
体調がいいときには音楽を聴けるようになってきたという。
ラジオから流れる音楽を
無表情で聴く彼女の姿に
嗚咽。
つくづく人間とはなんてことを。。
もうひとつ
イメージフォーラムで超満員だった
ショア。
第1部しか観られていないけど
地元の人のあっけらかんとした空気に、少々驚く。
笑いながら、収容所に送られるユダヤ人たちの様子を語る人も。
ユダヤ人、どうしてこんなにも
各地で嫌われてしまうんだろう。
実際、接したことがないだけに、とても気になる。
TV番組やドキュメンタリー映画が多く特集された。
特に胸がつぶれたのが
収容所のユダヤ人で構成されていたオーケストラで
演奏させられていた老女。
楽器が弾けることで優遇され
労働で疲弊しきった他のユダヤ人たちをあざ笑うかのように
明るい音楽を演奏させられる日々。
他のユダヤ人生存者とは、いまだに大きな壁があり
交流はない。
彼女は被害者なのに、
"同胞のユダヤ人たちを裏切った"という罪の意識とも闘わねばならない、
とてつもなく孤独な人生。
彼女の愛していた音楽までもが
忌まわしいものになってしまったことが
恐ろしく、悲しい。
最近ようやく、
体調がいいときには音楽を聴けるようになってきたという。
ラジオから流れる音楽を
無表情で聴く彼女の姿に
嗚咽。
つくづく人間とはなんてことを。。
もうひとつ
イメージフォーラムで超満員だった
ショア。
第1部しか観られていないけど
地元の人のあっけらかんとした空気に、少々驚く。
笑いながら、収容所に送られるユダヤ人たちの様子を語る人も。
ユダヤ人、どうしてこんなにも
各地で嫌われてしまうんだろう。
実際、接したことがないだけに、とても気になる。
登録:
投稿 (Atom)