2014年12月25日木曜日

White Collar

テレ東の海外ドラマ枠、ありがたい。

White Collar、今後もよろしく~!

Matt Bomer
どこから見ても美しすぎて、
もうちょっと陰とかクセがないとなぁ・・
とか思っていたが
見ているうちにハマってしまった。笑
やっぱり目がきれい。
声がいい。
しかも歌がウマい。

役柄が、わんこというか
SNOOPYみたいなんだよなぁ。
分かってるんだけど、ひょうひょうと悪さして怒られたり。
賢くて変幻自在、何でもできちゃうから
飼い主よりエラそう。
でも憎めない。笑

MattもTimも
口角が上がった顔なのがいい。
年取っても、口角上がってる人になりたい。


Mattの配偶者は、男性らしい。
生きにくいことがたくさんあったのだろうなぁ。
いろんな人が、正直に生きられる世界になるといいね。






ごめんね青春

よくも次々とこんなにネタが出てくるものだ。
クドカン、改めて尊敬。(何度目だ^^;)

一番好きだったのは
コスメちゃんのお父さんのシーン。

女性としてふるまう息子を理解しようと
本を山ほど読んで・・・
それでも分からなかったのに
女装してマックスバリュに行ったら
彼の違和感とストレスが分かりました!って。

笑いながらオイオイ泣いちゃった。
クドカンの真骨頂だなぁ。
親子の複雑な愛を、おもしろく深く。

今回もぶっ飛んでいたけど
深~い愛情とやさしさが、やっぱり根底にある。
あたたかく心地よい通奏低音。
大好きだ!

自分も、『あ~おもしろかった!』って言いながら
死ねたらいいな。


2014年12月20日土曜日

ジャン=フィリップ・メルカールト

サントリーホールのオルガンコンサートへ。

ドイツのイメージのまま、今年を締めてもよかったのだけど
前に聴いたメルカールト氏の演奏が好きだったので
行ってみることに。

プログラムもおもしろい。

徳岡めぐみさんとの連弾で
メルカールト氏編曲の
《マ・メール・ロワ》
《ボレロ》

特にボレロ、かっこよかった~!!
次々とオーケストラの楽器が登場していくスタイル。
確かに、いろんな音色を出せるパイプオルガンにぴったりかも。

うわぁ~
低音弦のピチカートみたいな音も出せるんだ。
ラストは、パイプオルガンならではの大迫力で壮大に。

メルカールト氏、やはり素敵です。
レナーツ氏も来日しないかなぁ。

ドイツで味わってきた、あの芯に響く感覚は
もちろんそこにはなくて
やっぱりしばらくお別れなんだな・・・という寂しさと
日本でも心震える音楽に出会える幸せと
入りまじった涙。

2014年12月18日木曜日

さよならドイツ

あっという間に終わってしまう現実逃避。

ICEでベルリンへ戻る。

駅から空港へはTAXIに乗ってしまおうと思っていたが
街並みを少しでも長く見ていたくて、BUSに変更。
あぁ未練たらたら。
 

閉鎖が決まっているテーゲル空港は
うわさ?どおり、小さくて古くて何もない。
ドイツらしからぬ、新空港完成の遅延。
一体何が起こっているのかな?

冬のどんよりの中、2週間も一人でいたら
さすがに帰りたくなるかな、と思っていたけど
ベルリンを飛び発つときは、やっぱり涙。

どんよりの雲を抜けたら
美しい夕焼け。
さよなら。今度はいつ来られるかな。。


すっかりドイツかぶれになってしまった自分だけど
今回は少し冷静に、日本の良さも感じることができたかな。

◎トイレが無料。笑

◎日本語の響きって、優しくて柔らかい。
ドイツ語は、ずっと聞いていると疲れてくる。

前回よりも、ドイツの人々が自信に満ちていた気がする。
EU(世界?)は我々が支えてるんだもんね、という感じ?笑
偏見かな。
やはり今でも、差別や見下す精神は根深くあって
それを自覚していて
自制するために負の遺産を残し、
歴史を忘れないように努めているのかもな・・
という風にも思った。
ネオナチと思われる若者のデモも見かけたし。

現実逃避の旅だけに、バチがあたって
トラブル続きで、大変なことになるかもな・・
と覚悟していた今回の旅
体調もよく楽しめたことに、感謝。


ドイツ一人歩き~Leipzig~

ICEで1時間ほど。
あっという間にライプツィヒへ。

前回いちばん気に入って、住みたいと思った街。
工事中だったところに
大きなショッピングモールがどーん。
ちょっとがっかり。

着いた日は非常に寒く、帽子がないと耳ちぎれる~(><)
思わず揚げパンみたいなお菓子を。温かくてうまい!
クレッペルヒェンという、イーストのドーナツらしい。
これも粉からちゃんと作っていた。
食べていると、今度は指が凍ってくる(^^;
石畳の間に見えるのは雪。


お久しぶりです。バッハ先生♪


今回、残念ながらトーマス隊のちびっこたちは遠征中のようで不在。
この時期忙しいだろうね。
でも、モテットとクリスマスオラトリオを聴くことができた。
Saechsische Kammerchorの心洗われる歌声。
音の余韻の残し方にゾクゾク。
最後の音が天に昇って、消えていく美しさといったら。
教会の響きを知り尽くしている人たちなのだなぁ。



音楽家たちの足跡をたどり、街をひととおり歩く。
観光局?でも、”音楽軌道”と名付けて
案内や道順をわかりやすく表示し、整備を進めてくれている。

シューマンの妻、クララ・ヴィークの生家跡。
生まれ変わったら、なってみたい人。クララさん。笑
自身も名ピアニスト・作曲家。
シューマンもブラームスも、クララがいなかったらあんな名曲は残せなかったろう。
『真実なる女性 クララ・シューマン』を読むと、辛いことも多い人生だったようだが、
私もあんな美しい曲を贈られてみたいっ

今回、ベルリンでアルゲリッチのシューマンを聴いているときも
クララもこんなふうに、この曲を幾度となく弾いたのだなぁ・・と。
クララの演奏、聴きたかったなぁ!!



クララとシューマンが住んでいたおうち。
幼稚園が併設されてるのかな?
チビッコたちがどたどた走り回っていた。笑




メンデルスゾーンが住んでいた家。亡くなったのもここ。
博物館になっている。
キリスト教に改宗はしていたけれど
ユダヤ系だったため、生前も死後も、差別がつきまとった。
ナチスの時代には銅像は破壊され、曲の演奏も禁止される。
トーマス教会の前にある銅像は、2008年にようやく再建されたのだそう。

埋もれていたバッハの音楽を甦らせたり
寿命を縮めるくらい、働きづめだったり
音楽院を設立したり・・・
オレが!というのではなく、音楽に対する純粋な情熱を感じるし
まわりから愛された素敵な人だったのだろうな。
 

 

ベーゼンドルファーの素敵なピアノ。
シューベルトの名前がついている。
定期的に行われているコンサートで使われているものかな。
だーれもいないので、う~弾きたいっ
メンデルスゾーンの曲なら許されるかな・・と思いつつ。ダメだよねぇ。残念!


ニコライ教会のガイドツアー
ドイツ語でさっぱり分からないんだけど
パイプオルガンの近くに行けて嬉しい。
ザクセン州で最大なんだって。


Gewandhausのコンサートへ。
ベルリンフィルは、チケットをちょっぱやで自宅に郵送してくれるけど
ゲヴァントハウスは、現地でメールと購入NO.を見せて引き換え。

何かと縁のあるネルソンス&初めて聴くバイバ・スクリデさん。
同郷ラトビアのふたり。
バルトークが始まったら、みんなあまりの激しさにザワザワ。
出て行っちゃう人もいたよ。
やはりドイツの聴衆、自由です。笑
けっこう演奏中もしゃべったりするんだよね。
『シュ』とか『ツェ』の響きが多いから、ヒソヒソのつもりでも結構うるさいの。笑



滝廉太郎が留学時代に住んでいたところへ。
碑が建っている。
あんまり寒くてどんよりしている日々なので
病にかかっていた廉太郎は、さぞ辛かったろうなぁ・・・とご挨拶に。



前回も、その塔の美しさに吸い寄せられて行ってしまったPeterskirche。
今回は適当に歩いていたら、お~ここではないか。
たまたま合唱の練習中で、中に入れた。
ステンドグラスが非常に美しい!
翌日、晴天の中ゆっくり見ようと再訪したが、入れず。
次回はパイプオルガンを聴きに来るぞ!



ニコライ教会のTurm塔ツアーへ。
これまたドイツ語でさっぱりなんだけど
少しずつ塔を上りながら、たくさんある小部屋で説明してくれる。



ようやく晴れてくれた最終日(T-T)
塔の上からの眺め。
夕方みたいだけど、まだ15時前~・・笑
天使のはしごのプレゼント。ありがとう!




今回も、たくさんのワンコに会えた。
きちんとしつけられて、本当にいい子。
雑種が多いのもいい。
日本も、ペットショップをなくして殺処分ゼロにしようよ。
ペットじゃなくて、パートナー。

パンがほしいの・・・パンが・・・

”ご主人が、お座りして待っていろと言うんですぅ・・・”
けなげに待っている後ろ姿を撮ろうとしたら、
なぜか振り向いてくれたワンコ。笑

人間より足大きいですけど?なにか?


ブっ吹いた。
きっちりのドイツ人でも、こうなるんだー。
そば屋かと思ったぜ・・・(^^;


最後に食べるのはやっぱりこのパン。
ウマかったなぁ~
ホイレカーナーHeurekanerというらしい。

2014年12月16日火曜日

ドイツ一人歩き~Dresden~

ECでドレスデンへ。
そのまま乗っていけば、ブラチスラバまで行ける電車。近いなぁ。
初めての6名コンパートメント。
女性3人だけだったので、かなりラッキーな環境だったんだけど
やっぱりなんだか疲れた。。

まずは聖十字架教会へ。
ちょうどパイプオルガンの練習中だ!
4年前に知って、一生忘れないだろうと思った感覚がよみがえる。
うーー泣ける。
これです。これなんです。
日本じゃこうならないんです。
体の芯に、ビリビリ響いてくるこの感覚。
あぁ~来てよかった。


知らない街では、まず地理の確認。
聖十字架教会の塔にのぼり、高い所からぐるりと街を観察。
だんだん地図とイメージが重なっていくのが楽しい。
ぜーんぶクリスマスマルクト!!!


ちょうど12時だったので、あちこちで鐘の音が!!
鳥肌ーーーーーー
なんていい音!


建物という建物が、みな美しすぎる。
第2次大戦で破壊され、再建された街だけど、そうは思えない趣。




有名なフラウエン教会。
第2次大戦で破壊され、2005年にようやく再建された。
所々の黒い石は、以前の石をそのまま使っているから。
ドーム上の十字架は、空爆をしたイギリスから
和解のしるしとして贈られたんだとか。
ここでも塔にのぼり、コンサートも聴くことができた。
内装は非常に華やかで明るい。

 



聖十字架教会の中はとても地味。
一番落ち着いて、好きな雰囲気だった。
聖十字架教会合唱団のアドベントコンサートも、美しかった。
・・・のだけど、その直前にケータイがうんともすんとも言わなくなり真っ青。
色々シミュレーションしてしまうものだから、集中できず。クソォ。
こんなことは初めてだったので焦ったけど
Vodafoneショップをたまたま覚えていたので、店員さんに直してもらえた。Danke~(><)
今回の一番のトラブルがこれなので、本当に平穏な旅でした。



今回の大きな出来事のひとつ。
カトリック宮廷教会にある、ジルバーマンオルガンとの出会い。
芯に響くんだけど、優しくて、聴いたことのない音色もあって。
なにより、Thomas Lennartz氏の神演奏!
なんなんだこの人~即興がすごい。涙。
ブラヴォー!!ってスタンディングオベーションしたいんだけど
教会のオルガンコンサートって、拍手もなく静かに終わっちゃうんだよね。
あ~称えたい!!もどかしいっ
売店で、彼がこのオルガンで録音したCDを売っていたので、購入。
Lennartz氏の演奏はその日限りだったけど
その後、このオルガンを聴きに、毎日通うことになる。。


ものすごい人人人・・・だったクリスマスマルクト。
こればかりは、独りで行くもんじゃない。笑
寂しい。。
もったいないから食べ歩きしたけど!
パンは粉から作って、釜や炭火で焼き立てだし
雑貨も素敵。
屋台といえど、本格的。










一人だと、食が乏しくなる。
ちょうどキッチンのついたアパートホテルだったので
ノイシュタットの市場で買い出しして、簡単に自炊。
キッチンも部屋も、自宅よりずっと広くて快適。
住みたい(><)




ドレスデンでもライプツィヒでも
教会や街で見かけた、クリスマスの飾り。
ウニみたいと言っている人がいたけど、まさに。
ウニシュテルン(星)と命名!
気に入って、買おうかどうかしばらく迷って断念。。