2013年9月26日木曜日

旭岳 初冠雪!

もうこの季節か~

大学最後の夏
女4人、リュック背負って
北斗星とバス・鉄道でまわった
北海道ユースホステルの旅。

そのとき登ったのが、旭岳。

早朝の晴天から一転、
頂上に着くころには
風雨でまわりは視界ゼロ。

そのときは誰も口にできなかったけど
誰もの頭に『疲労凍死』という言葉が
よぎっていたほどの恐怖。

なんとか登頂し、お鉢を巡って下りてくると
強風でロープウェイはすでに止まってる。
どうりで誰もいないわけだ!

予定のバスに乗らないと
すべてのスケジュールが狂ってしまうので
ロープウェイ再開を期待せず、歩いて下る。

ユースのお兄さんに電話して聞いたら
クマが出たばかりの道だから、
じゅうぶん音を出して下りておいで!とのこと。

あのときはもう、みんなヤケクソというか
生きて帰れたハイテンションというか。笑
笛吹いたり、手たたいたり。

今思えば、無知なりに予習はしたつもりだったけど
装備も甘アマで
遭難してたら、『何もわかってない若者が!』と
言われただろう。

そんな我々に
自然のおそろしさ、雄大さ
そして、死なんてすぐそこにあるのだと教えてくれたのが
旭岳。

まさに青春の思い出だらけの
4人の旅をなつかしく思い出し
そして気を引き締めてくれる
毎年お約束のうれしいニュースだ。

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