2012年2月9日木曜日

サラの鍵

フランスでも行われていた
ユダヤ人迫害・大虐殺。

現代に生きる記者が
あるユダヤ人少女の歴史をたどっていく映画。

フィクションではあるが、あれだけの人がいたのだから
実際、それぞれにそれぞれのドラマがあったに違いない。

このテーマの作品は、
終始『なぜこんなことが』と、涙がとまらず
人間であることに嫌気がさし、恐ろしくなり
ずーんと心が重くなる。
でも忘れてはいけないことだから、辛くても観る。

この作品には、愛情や温かい空気もおりまぜてあって
救われる部分もあったが・・・

このずーんとした重みの中で
『ピアノマニア』みたいな世界があることを知っているのは大きい。
”それでも、人間は美しくもなれるのだ!”と
信じることができるから。

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