フランスでも行われていた
ユダヤ人迫害・大虐殺。
現代に生きる記者が
あるユダヤ人少女の歴史をたどっていく映画。
フィクションではあるが、あれだけの人がいたのだから
実際、それぞれにそれぞれのドラマがあったに違いない。
このテーマの作品は、
終始『なぜこんなことが』と、涙がとまらず
人間であることに嫌気がさし、恐ろしくなり
ずーんと心が重くなる。
でも忘れてはいけないことだから、辛くても観る。
この作品には、愛情や温かい空気もおりまぜてあって
救われる部分もあったが・・・
このずーんとした重みの中で
『ピアノマニア』みたいな世界があることを知っているのは大きい。
”それでも、人間は美しくもなれるのだ!”と
信じることができるから。
0 件のコメント:
コメントを投稿