オペラシティのパイプオルガンコンサートへ。
ど素人としては
”パイプオルガンは、演奏者による違いが
分かりにくい楽器なんじゃないか” と
なんとなく思っていた。
しかし今日は!
なんとなく違いが分かった・・・
ような気がした!笑
今回の近藤岳氏の雰囲気に、なんだか吸い込まれてしまったんだ。
このコンサートは毎回
演奏者が、一曲ごとに説明やコメントを交えながら
進めてくれるのだが
彼のコメントは、丁寧で的確で、素人にも分かりやすく
その曲に対するイメージをふくらませてくれる。
そして実際に演奏すると
本当にその景色が浮かび上がり
僕の世界へようこそ!と迎え入れてくれるような。
彼自身が作曲した『きらきら星の主題による変奏曲』も
パイプオルガンのさまざまな音色が盛りだくさん。
おお!としびれる和音あり
軽快でかわいらしいところあり
最後まで興味津々。
何より響いたのは、彼のオルガンに対する愛情。
国内外、多種多様なオルガンを弾くことは
人と人の出会いと同じ感覚なんだって。
オペラシティのオルガンは12歳で
ミューザのオルガンは5歳で、同社製の弟分。
歳を重ねるとオルガンも成熟して来るけど
常に空気を送って、音を出してあげていないと
やっぱりいい子に育たないんだと。
パイプオルガンってあまりに大きすぎて
『楽器』というイメージが湧かなかったけど
やはり他の楽器と同じなんだね。
全曲終了し、彼は大きな拍手を受けて
アシスタント奏者のことも丁寧に紹介。
それから、背後に堂々と鎮座するオルガンに手を向けて
『この子にも拍手を!』ってしぐさをしたんだ。
あぁ、ホントに好きなんだなぁ~って
ジーーン。
素敵な人に出会えたなぁ。
と調べてみたら、来週ミューザで
講演&演奏予定あり。
来た、得意の偶然波乗りパターン。
行くべし♪
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