むかしから毎年、実家の年賀状は、父の木版画。
見よう見まねで
小学生の頃から自分も版画を。
ばれんに、鼻やおでこの脂を
チョチョっと付けて
母がよく『やめてよ~!』って笑ってたっけ。
この2年間、サボってPCで作成していたが、
今年はエッシャーの版画に感動したことや
意外と『版画期待してたのに』と言ってくれる人がいたりして
復活。
時間もたんまりあることだし
先日、江戸東京博物館で見た”浮世絵の版木”に影響を受け
今回は二色刷りにしてみた。
いつもの2倍彫る&刷るのは
手首と腕が悲鳴(><)
特に今年の版木は、絵の具のノリが悪く
本当に腱鞘炎やらになるかと思った・・・
でも、葛飾北斎の版木なんかを見ると
気が遠くなるくらい繊細で、何色も何色も、色を重ねているんだよなぁ。
年賀状のように大量生産しなくていいもので
もうちょっと複雑なものも作ってみようかな?
それにしても、父の版画を見ると
やっぱりかなわないな~と毎年思う。
版画の良さが映える、簡潔なデザインと
無駄がなく、さりげない彫り方。
じいちゃんなのに、なんか丸っこくコミカルで、かわいらしい作風。笑
こればっかりは、センスなのだなぁ。。。
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