2016年12月17日土曜日

シュッツ病

まさかフルート奏者に
こんな夢中になるとは。。

聴けば聴くほど病が深まる
カール・ハインツ・シュッツ。

生まれがチロルの田舎だからかな?
シュッツさんの音は
“アルプスの山々に響く笛”とか
“鳥の声”とか
ふわっと浮かぶ景色が、とにかくアウトドア。笑
屋内なのに、自分は勝手に自然の中にいる。

演奏会でモーツァルトの協奏曲K313を聴いたときも
『ヤッホ~!』って語りかけてくる
→『やっほ~!』って笑顔で返したいのに涙が止まらない・・・
って感じだった。

ひょうひょうと吹いているのに
とてつもなくアツい情熱を感じて、血がざわざわ。
弱音も、ずっと聴いていたい。

あぁ~ミンツとちがって
同じ時代に生きて
全盛期?の生を聴ける幸せに感謝!

フルートの曲なんてあまり知らなかったので
名曲の新発見も楽しい。

《ミニヨンの主題によるグランドファンタジー》も
シュッツさんの超絶技巧を聴いてびっくり。
ちびっこがバヨリン発表会でよちよち弾くあの曲だ〜

《ミニヨンのガボット》が、オペラの中の曲であり、
そのアレンジ版と初めて知った。
それにしても、シュッツさんの手にかかると
こんな素敵な曲になってしまうんだな…

オーケストラの曲を聴いていても
フルートの聴かせどころに注目するようになってしまった。
視点が変わると、知らないことばかり。

周囲の音が聞こえていないと不安でダメなので
外出時はイヤホンを使えない自分。
家で食事を作るときに
イヤホンで聴くのがマイブーム。
今さらながら、スマホでこんないい音が聴けるとは。。
まだまだ楽しみは続きそう。

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