NHK BSにて
指揮者、近衛秀麿のドキュメンタリーを見る。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2035051/index.html
名前だけは知っていた。
なぜなら、私の父がクラシックを聴くようになったきっかけが、秀麿。
彼が、父が通う高校にオケを連れて演奏しに来てくれたのだ。
秀麿が来てくれていなかったら
今の私の音楽好きも、なかったかもしれない!?
なにげなく見出したのだが
すっかり惹きこまれ、感慨にひたる。
こんなにすごい人だったのか!!
“由緒ある貴族の生まれ” から抱くイメージとは違った、
自由さと、芯の通った強さと、地道な努力。
クラシック音楽に理解などない時代
いじめられても動じることなく、ヴァイオリンやクラシック音楽を愛し、
手書きで膨大な楽譜を書き写し、
ドイツに留学して本格的に学び、
作曲や編曲までこなす。
第2次大戦中は、ユダヤ人の亡命にも協力。
当時、兄は日本の首相。
とても微妙な立場だったけれど
芸術家として、人間として、彼は自分を貫いたのだなぁ。
まさに激動の人生。
終戦後、日本に戻ってからの晩年は
あまりはかばかしくはなかったようだけど
日本の音楽界に、まちがいなく大きな影響を与えたろうし、
なにより、父に音楽を届けてくれたことに感謝!
この番組を父にもぜひ見せたくて
録画したものを実家に持っていき、一緒に見た。
父も、若き秀麿の大冒険?までは知らなかったようで
こんな本格的な経験をしてきた人だったのか~
貴族のお遊び程度だと思ってた!とすっかり驚いていた。
彼の音楽がホンモノだったからこそ
青年時代の父の心に、ビリビリと響いたのだと
私は今回、確信した。
秀麿ありがとう!
2015年8月31日月曜日
2015年8月11日火曜日
バラの芽との日々
ゾフィー&ハンス・ショルの命日
2月22日に買う白バラ。
今年も1ヶ月ほど花を楽しませてもらったが
ふと、枝からピロンと出ている芽に生命力を感じ
捨ててしまうのがもったいなくて
水に浮かべてみた。
すぐ枯れてしまうだろうな、と思っていたら嬉しい誤算、
そこから5ヶ月ちょっと、楽しませてもらっていたが
おそらく暑さで、枯らしてしまった。。。
閉め切っていると、40度近くにもなる部屋。
ごめんね・・・暑かったろうな。
反省と、来年はもっと育てるぞーという想いで、記録。
買ってすぐ。
兄妹&お仲間、みんな元気!
ちょっとずつ枯れていき、ひとりになりました。
妙に元気のあった新芽。水に浮かべてみる。
こんなチビなのに、ちゃんとトゲが!感動。
ちょっと元気がなくなってきたので
ダメもとで、土に植えてみる。
おわ~~!!新芽出てきた!感動。
生命力。
10日に一度、ハイポネックス。
なんかモリモリしてきた~!すごい。
猛暑。
帰宅すると、葉が黄色く、ぐったり。
元気な葉を残して、土を変えてみる。
平気で30度くらいあるので、保冷剤を。
夜は、冷蔵庫の野菜入れに(^^;
しかし、復活することはなく。
ごめんね。。。
思いっきり素人の扱いで、かわいそうなことしちゃったかな。
ネットでも、芽から育てるパターンは見当たらず。。
でも、枯れた茎を見てみたら、根っこらしきがピロンと生えていた!
すごいなぁ。
来年もがんばってみよう。
買うとき、花より芽に目が行ってしまったりして・・・
楽しませてくれた小さな命に感謝。
2月22日に買う白バラ。
今年も1ヶ月ほど花を楽しませてもらったが
ふと、枝からピロンと出ている芽に生命力を感じ
捨ててしまうのがもったいなくて
水に浮かべてみた。
すぐ枯れてしまうだろうな、と思っていたら嬉しい誤算、
そこから5ヶ月ちょっと、楽しませてもらっていたが
おそらく暑さで、枯らしてしまった。。。
閉め切っていると、40度近くにもなる部屋。
ごめんね・・・暑かったろうな。
反省と、来年はもっと育てるぞーという想いで、記録。
買ってすぐ。
兄妹&お仲間、みんな元気!
高潔なイメージにぴったり。
ちょっとずつ枯れていき、ひとりになりました。
枯れた花びら取ったり、枝切ったり。。。ちっちゃくなった。
妙に元気のあった新芽。水に浮かべてみる。
こんなチビなのに、ちゃんとトゲが!感動。
ちょっと元気がなくなってきたので
ダメもとで、土に植えてみる。
おわ~~!!新芽出てきた!感動。
生命力。
10日に一度、ハイポネックス。
なんかモリモリしてきた~!すごい。
猛暑。
帰宅すると、葉が黄色く、ぐったり。
元気な葉を残して、土を変えてみる。
平気で30度くらいあるので、保冷剤を。
夜は、冷蔵庫の野菜入れに(^^;
しかし、復活することはなく。
ごめんね。。。
思いっきり素人の扱いで、かわいそうなことしちゃったかな。
ネットでも、芽から育てるパターンは見当たらず。。
でも、枯れた茎を見てみたら、根っこらしきがピロンと生えていた!
すごいなぁ。
来年もがんばってみよう。
買うとき、花より芽に目が行ってしまったりして・・・
楽しませてくれた小さな命に感謝。
2015年8月7日金曜日
積極的平和主義
今朝の朝刊に
ドリアン助川さんの投書が載っていて
いたく共感。
ウクライナのオデッサ国際映画祭に、
私が原作小説を書いた映画『あん』が招待された。
クロージング・フィルムという名誉ある位置付けである。
だが、ウクライナ東部では紛争が続いている。
参加するかどうかで、みな迷った。
主演女優の樹木希林さんが言った。
『そんな状況だからこそ行ってあげたいのよ』
周囲の反対を押し切り、私を道連れに出発することになった。
よほど不安だったのか、
映画の製作委員会は私たちにテロ保険までかけてくれた。
ところが、2人でオデッサに着くと、街も人も驚くほど穏やかだった。
アジアからの参加者は私たちだけとあって、たいへんな歓迎を受けた。
映画『あん』もすこぶる評判が良かった。
上映後、拍手は鳴りやまず、観客は希林さんを囲んだ。
『口のなかまで泣いた』と告げに来た若い女性を、
希林さんがぎゅっと抱きしめたのが印象的だった。
言語や人種を超え、人の心が通い合った夜だった。
来て良かった。
積極的平和主義というものが本当にあるなら、
こういうことではないのかと思った。
大国の軍事になびく政治よりも、
私は文化交流こそこの国の基本姿勢であって欲しいと願う。
ドリアン助川さんの投書が載っていて
いたく共感。
ウクライナのオデッサ国際映画祭に、
私が原作小説を書いた映画『あん』が招待された。
クロージング・フィルムという名誉ある位置付けである。
だが、ウクライナ東部では紛争が続いている。
参加するかどうかで、みな迷った。
主演女優の樹木希林さんが言った。
『そんな状況だからこそ行ってあげたいのよ』
周囲の反対を押し切り、私を道連れに出発することになった。
よほど不安だったのか、
映画の製作委員会は私たちにテロ保険までかけてくれた。
ところが、2人でオデッサに着くと、街も人も驚くほど穏やかだった。
アジアからの参加者は私たちだけとあって、たいへんな歓迎を受けた。
映画『あん』もすこぶる評判が良かった。
上映後、拍手は鳴りやまず、観客は希林さんを囲んだ。
『口のなかまで泣いた』と告げに来た若い女性を、
希林さんがぎゅっと抱きしめたのが印象的だった。
言語や人種を超え、人の心が通い合った夜だった。
来て良かった。
積極的平和主義というものが本当にあるなら、
こういうことではないのかと思った。
大国の軍事になびく政治よりも、
私は文化交流こそこの国の基本姿勢であって欲しいと願う。
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