モヤモヤモヤモヤ
そんな中、新聞記事で気になったもの。
高橋源一郎さんの記事にふむふむ。
スーザン・ソンタグという方の言葉を引用した一部分。
『意見というものの困った点は、
私たちはそれに固着しがちだという点である。
・・・何ごとであれ、そこにはつねに、それ以上のことがある。
どんな出来事でも、ほかにも出来事がある。 』
目に見えるそれ、とりあえずの知識で知っているそれ、
それ以上のことが、そこにはある。
そのことを覚えておきたい。
なにか『意見』があるとしても。
もう一つ気になった同じ紙面、森達也氏の記事では
メディアの多様性について。
先日のフランスのデモについての記述にハッとする。
40か国以上の首脳が
『私はシャルリー』のプラカードを掲げたデモ行進。
首脳たちが、“市民デモを先導している”様子。
でもそれは勝手に我々が思い込んだイメージで
引いた映像で見ると、彼らは通りを封鎖した一角にいただけ。
うしろに続くのは、SPや政府関係者だった・・というもの。
確かに、警備などを考えたら当然かもしれないし、
ウソを報道されていたわけでもない。
なるほど、勝手なイメージができあがっていたなぁ。
『それ以上のことが、そこにはある』という感覚
情報あふれる現代だからこそ
なにに関しても大事にしなければなぁ。
と思いつつも・・・モヤモヤする・・・
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