2015年1月31日土曜日

夜空のひかうき

空港で飛行機を見るとワクワクするけど
そうそうしょっちゅう行けるものでもなく。

でも、羽田方面の夜空を見ると
お手軽にゾクゾクできる。笑

よくも事故が起きないな・・と思うくらい
多くの飛行機が飛び交っている羽田上空。

その夜空に、ポツンポツンポツン・・・
着陸態勢に入った飛行機たち。
等間隔に、きれ~いに、飛行機のライトが並ぶの。
この美しさと言ったら!

自分の中のBGMは、フィンランディア!
(ダイハード2のラストが影響していると思われる。笑)

管制官ブラヴォ~!かっこいい!

高校時代、同じクラスにいたアンベ君の夢は
『管制官になること』
優秀で、目がものすごくキラキラしていたアンベ君。
きっと彼なら、本当に管制官になっている気がするなぁ。

そこにはつねに、それ以上のことがある

最近もちきりのニュースを見るたび
モヤモヤモヤモヤ

そんな中、新聞記事で気になったもの。
高橋源一郎さんの記事にふむふむ。

スーザン・ソンタグという方の言葉を引用した一部分。

『意見というものの困った点は、 
私たちはそれに固着しがちだという点である。
・・・何ごとであれ、そこにはつねに、それ以上のことがある。
どんな出来事でも、ほかにも出来事がある。 』
   目に見えるそれ、とりあえずの知識で知っているそれ、
   それ以上のことが、そこにはある。
   そのことを覚えておきたい。
   なにか『意見』があるとしても。 


もう一つ気になった同じ紙面、森達也氏の記事では
メディアの多様性について。
先日のフランスのデモについての記述にハッとする。

40か国以上の首脳が
『私はシャルリー』のプラカードを掲げたデモ行進。
首脳たちが、“市民デモを先導している”様子。

でもそれは勝手に我々が思い込んだイメージで
引いた映像で見ると、彼らは通りを封鎖した一角にいただけ。
うしろに続くのは、SPや政府関係者だった・・というもの。

確かに、警備などを考えたら当然かもしれないし、
ウソを報道されていたわけでもない。
なるほど、勝手なイメージができあがっていたなぁ。


『それ以上のことが、そこにはある』という感覚
情報あふれる現代だからこそ
なにに関しても大事にしなければなぁ。
と思いつつも・・・モヤモヤする・・・

2015年1月26日月曜日

ベルリン危機一髪

ってほどでもないけど。笑
罰金とられるところを、運よく免れた話。

戒めのために、忘れないために、記録。

ドイツの鉄道には、改札がない。
ホームにある、ちっちゃい刻印機に
タイムカードみたいにガッチャンコして乗る。

たとえ切符をきちんと買っていても
刻印を忘れると、けっこうな罰金をとられる。

そんなことは、さんざんガイドで読んでいたのに
何度か乗ると油断が生じるのか
やっぱり忘れるんだな。。

前方から、私服でお腹の出たオジサンが来て
みんなの切符をチェックしている。
はぁ、これがうわさの検閲か~

・・・ハッ!!
やばい!刻印してない!

まぁ、忘れたって言うしかないな。。
観光客でカタコトカタコトしてるから、許してくれないかな・・
なんて思っていたら。。

あらラッキー
自分の手前の集団、不備があったようで
次の駅で、オジサンに連れられ降ろされる。

おぉ~!あぶねぇ。
自分はと言えば、その次の駅でソソっと降りて
ホームでガッチャンコして
何食わぬ顔で?同じ電車に乗り込んだのでした。


















また次行く頃には、すっかり忘れてそうだけど
いい勉強!

それにしても、ドイツの交通機関は
シンプルで分かりやすくて
観光客にもやさしかったな。

翻って日本・・・外国人観光客、困るだろうなぁ~笑
日本人でさえよくわからんもん。

Siegerflieger~勝者のひかうき~ 飛来!

朝、ふとTwitterを見たら
ルフトハンザのW杯特別機、Sieger Fliegerが
羽田に飛来するとのリツイート情報が!

うぉ~

引きこもり、家を飛び出すの巻。

展望台には、本格的なキャメラに
無線完備のマニアたち。

うーん。いろいろ教えてもらいたい。

この曜日のこの時刻の到着便は
先日、自分が帰国した時と同じ便。
あぁ~また恋しくなる。
今回は定刻より少し遅れて到着。

A滑走路を見てたんだけど
あれ、C滑走路にルフトハンザっぽいの来た~~!

来た・・来た!!
遠くから、ゆっくりと・・・
優雅で自信に満ちた 佇まい。


連写するキャメラマンたちの間で
コンパクトカメラ&スマホで頑張る自分。笑
思った以上に興奮!!

ゆっくり曲がって。。
 
 
まぎれもなく、Sieger Flieger
 
 
お、思ったより早くこちらにターン。
サービス!?

我々に向かって
どう?かっこいいでしょ?と言っているみたい。
 
 
ま横!
 
 
輝く金文字!
 
 
おさまりました。

あぁ、このまま乗りたい。
ドイツに連れて行っておくれ。。。

やっぱり飛行機って、無条件にワクワクする。
あんな図体が浮き上がること自体、いまだに奇跡だと思うし
ただでさえ美しいフォルムが
それぞれのドラマを乗せて、さらに輝きを増す。

子供のようにドキドキした瞬間を
ありがとう!!

こんなのもいました。笑

2015年1月18日日曜日

ドイツのトイレ

ドイツで出会ったトイレ。
 
流すと、ウィ~ン便座をふいてくれる。笑
おぉ!
盛り上がって思わずビデオ撮影。
 
ま、有料なんだから
これくらいしてくれないと!?
 
でもウォシュレットには出会わなかったなぁ。
ちょっと恋しかった。
 

2015年1月15日木曜日

飛ぶ教室

エーリヒ・ケストナー

学校の図書館では見慣れた名前だったけれど
実は読んだことがない(^^;

彼のふるさと、ドレスデンを歩きながら
読んでみなきゃなぁ~と。

まずは『飛ぶ教室』を読んでみた。

9年制の学校、ギムナジウムが舞台。
子供たちが、生き生きとしてかわいらしい。

争いや、いじめも出てくるけれど
一貫して、あたたかい愛情にあふれていて
電車でもニコニコ→ホロリ。

《正義(道理)さん》 と 《禁煙さん》
この2人の大人と、子供たちの信頼関係に尽きる。

あんな風に、困ったときに相談できる大好きな大人がいたら
子供はきっと優しく誠実に育つよね。
現実はこううまくはいかないのだろうけど。。

ケストナーも、
ナチスに迫害され、抵抗しつづけた人。
詩集や大人向けの本も読んでみよう。

2015年1月13日火曜日

ドレスデンのデモは

夜のドレスデンで見かけたデモ。
こういうとき、言葉が分からないって怖い・・と思った瞬間。

若者が多くて、ネオナチ?と思ったけど
シュプレヒコールの中に”Nazi”っていう言葉が聞こえた気がするので
反対派か・・・?
”分からない”という怖さ。

帰国して調べてみたら、PEGIDAだったのか。
旅のメモを見ると、確かに月曜の18:30頃だ。

フランスのテロもあり、ますます活発化しているようで、
日本でも報じられるようになってきた。

勉強不足の自分が情けない。。
まさに時代を象徴する動きがそこで起きていたのに。


ヨーロッパも不穏な空気。
言論や表現は自由であるべきだけど
信頼関係が築かれていない状況で
心から大切にしているものを笑いものにされたら
悲しみや憎しみが積み重なっていくのも確か。
”殺す”という考えに至るのはどうしたって許せないけど。

それぞれの言い分があって
あ~それもそうだよな~と思ってばかり。

2015年1月8日木曜日

偉大な芸術家の思い出に

ドイツは恋しいし
現実からは逃避したくなるし
戦後70年の安倍談話では
"under control"級の耳を疑う発言が出てきそうでゆううつだし。

引きこもりの日々。

チャイコフスキーの名曲
ピアノトリオ《偉大な芸術家の思い出に》
が沁みる・・・・・!

ピアノパートの難易度はかなり高く
とても弾けたもんじゃないけれど
簡単な2楽章の主題だけ弾いてみた。
うぅぅ~弾きながら泣けちゃったのは初めてかも。
複雑じゃないのに、なんて和音だ。

この曲は、亡くなった親友ルビンシテインに捧げられたもの。
聴くたびに思うのは
どれだけ彼にとって大きな存在だったのかということ。
親友、というだけじゃ言い表せない何かを感じる。

美しい思い出が映し出されるような旋律あり
心がえぐられるような慟哭あり。。

かえすがえすも、ランランめ!
よくもドタキャンしやがったー(><)
カピュ兄弟と演奏してくれないかな。

2015年1月5日月曜日

ミンツの場所 in Berlin

次回フィルハーモニーに行ったら
探してみるぞ~と思っていた
ミンツの撮影場所。
 
ようやく実現!笑
たぶんここだよなぁ。
今は手すりがある・・・
フィルハーモニーの造りは複雑なので、自信はないけど。