ドイツの指揮者、クルト・マズアが来日中。
洗足学園音大のオケと
チャリティコンサートを開いてくれるのだが
公開リーディングがあるというので
こんな機会はめったにない!と
いそいそ。
クルト・マズアは
私が(勝手に)前世生きていた街、ライプツィヒの
ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督を務めていた人。
1989年の民主化革命時は、武力行使の惨事にならないよう
尽力奔走した人の一人で、尊敬のまなこで見ている。
(プライベートは・・・?だけど)
出てきた84歳のマズア、よぼよぼのじいちゃんになったー!
歩く姿はノコノコ不安定。
細かい指示を出したり
大きなハリのある声で叫んだりしている。
音楽がパワーの源なんだなぁ。
マズアがおじいちゃん的な意味不明だったのか
学生も『??』という瞬間がけっこうあり。
う~ん!流れがいちいち途切れてしまう。
もうちょっとニュアンスが伝わればいいのに!と
もどかしい感じ。
トルシエについていた熱血通訳を思い出す。
彼を見て笑ってたけど
ハートの温度を伝えられる通訳って大事なのかも。
サインをもらえるかも、と思って
ライプツィヒで買った革命ドキュメントの本を持っていったのだけど
ヨボヨボだし・・・
学生たちも、サインもらえるのは限定10名でジャンケン!
とかやってたので、そんな雰囲気でもなく。。
音楽家の引退の潮どき・・とか
いろいろ考えさせられたけど
巨匠を目の前で見られて、うれしかった。
ありがとう!
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