2009年12月29日火曜日

阿夫利

大学のメンツと大忘年会。

各々いろいろありつつも
こうして大勢が集まるのは
幸せな証拠だよね・・と。

同窓会もそうだけど
自分の今の状況、生き方に納得していなかったら
きっと人に会えないだろうから。

ママ軍団も『久々の夜遊び!』と生き生きしていて
二次会も結構な人数に。

その後行ったラーメン屋がかなり美味しかった。
恵比寿”阿夫利”の
ゆず塩ラーメン。

ゆずの香りが、呑んだ後にはたまらんね!
今度は酔っ払っていない時に、もっとじっくり味わいたい・・・

終電もなくなり、2名を我が家に収容。
さて寝るか~と思いきや
家に着いたらまた呑み始め
いつの間にか、議論大会!

朝まで生テレビが始まった~(^^;

自分と相方は、途中で寝ちゃったが。

人それぞれ、強い信念と考え方があるのだなぁと思うと同時に
政治・経済・社会・ビジネスについて・・・
皆かなり勉強しているのだな・・・と実感。

久々にアツイ男の激論を聞き
自分の勉強不足を思い知らされたのでありました。

年賀状



むかしから毎年、実家の年賀状は、父の木版画。



見よう見まねで
小学生の頃から自分も版画を。

ばれんに、鼻やおでこの脂を
チョチョっと付けて
すべりを良くするのも、父のマネ。
母がよく『やめてよ~!』って笑ってたっけ。

この2年間、サボってPCで作成していたが、
今年はエッシャーの版画に感動したことや
意外と『版画期待してたのに』と
言ってくれる人がいたりして
復活。

時間もたんまりあることだし
先日、江戸東京博物館で見た”浮世絵の版木”に影響を受け
今回は二色刷りにしてみた。

いつもの2倍彫る&刷るのは
手首と腕が悲鳴(><)
特に今年の版木は、絵の具のノリが悪く
本当に腱鞘炎やらになるかと思った・・・

でも、葛飾北斎の版木なんかを見ると
気が遠くなるくらい繊細で、何色も何色も、色を重ねているんだよなぁ。

年賀状のように大量生産しなくていいもので
もうちょっと複雑なものも作ってみようかな?

それにしても、父の版画を見ると
やっぱりかなわないな~と毎年思う。

版画の良さが映える、簡潔なデザインと
無駄がなく、さりげない彫り方。
じいちゃんなのに、なんか丸っこくコミカルで、かわいらしい作風。笑

こればっかりは、センスなのだなぁ。。。

















2009年12月16日水曜日

学び多き酒

前の職場の飲み会に誘ってもらい
久々にワイワイと。
嬉しいことだなぁ。

しかし、個性が強い面々なので
酔っ払って、あれこれ話がややこしくなったり
あんまり心地よくない話も出たり。

退職後、会う人といえば気の合う友人がほとんどで
至って穏やかに時が過ぎていくので
前は当たり前だったのが、ちょっと新鮮でオモシロかった。

伊坂幸太郎の小説に出てきたくだりに
こんなのがあった。

”新しいことを始める時は、三人に意見を聞け”というススメがある。
その三人とは、
■尊敬している人
■自分には理解できない人
■これから新しく出会う人

新しいことを始めるんじゃなくても
常に色んな人の話を聞いていることは大事だね。

放っておけば、どんどん内向的になる自分。
来年は、人との出会いをもっと増やせるよう
頑張って外に目を向けよう。

やはり仕事かね!

ネクラ

ク~リスマスが今年もや~って来る~♪


ということで、何かクリスマスっぽく・・と
ダイソーで、フェルトとボンボンを購入。

たった200円で楽しめるとは!笑

モアイの置物には、サンタ帽を。
我が家のマスコット”うさ子”には、マフラーを。

かなりテキトーだけど
チクチク作るの、意外と楽しいなぁ!


でも、傍から見たら
夕方、ひとり暗~く作ってるの
かなり怪しいかも(^^;

ふと気づくと、
ろうそくの灯の下、薄暗い中で
年賀状のデザインを考えてたり・・・

やっぱり自分はネクラなんだなぁ~と実感する冬の日でした。

2009年12月4日金曜日

近藤 岳さん

オペラシティのパイプオルガンコンサートへ。

ど素人としては
”パイプオルガンは、演奏者による違いが
分かりにくい楽器なんじゃないか” と
なんとなく思っていた。

しかし今日は!
なんとなく違いが分かった・・・
ような気がした!笑

今回の近藤岳氏の雰囲気に、なんだか吸い込まれてしまったんだ。

このコンサートは毎回
演奏者が、一曲ごとに説明やコメントを交えながら
進めてくれるのだが
彼のコメントは、丁寧で的確で、素人にも分かりやすく
その曲に対するイメージをふくらませてくれる。

そして実際に演奏すると
本当にその景色が浮かび上がり
僕の世界へようこそ!と迎え入れてくれるような。

彼自身が作曲した『きらきら星の主題による変奏曲』も
パイプオルガンのさまざまな音色が盛りだくさん。
おお!としびれる和音あり
軽快でかわいらしいところあり
最後まで興味津々。

何より響いたのは、彼のオルガンに対する愛情。
国内外、多種多様なオルガンを弾くことは
人と人の出会いと同じ感覚なんだって。

オペラシティのオルガンは12歳で
ミューザのオルガンは5歳で、同社製の弟分。

歳を重ねるとオルガンも成熟して来るけど
常に空気を送って、音を出してあげていないと
やっぱりいい子に育たないんだと。

パイプオルガンってあまりに大きすぎて
『楽器』というイメージが湧かなかったけど
やはり他の楽器と同じなんだね。

全曲終了し、彼は大きな拍手を受けて
アシスタント奏者のことも丁寧に紹介。

それから、背後に堂々と鎮座するオルガンに手を向けて
『この子にも拍手を!』ってしぐさをしたんだ。

あぁ、ホントに好きなんだなぁ~って
ジーーン。

素敵な人に出会えたなぁ。

と調べてみたら、来週ミューザで
講演&演奏予定あり。
来た、得意の偶然波乗りパターン。
行くべし♪