遂に・・・出た・・・
実家を出て4年半。
初めて一人のときに、ヤツは現れた・・・
目を疑う、とはこのことだ。
この家にはいない、という根拠のない安心感があったので
パニック。
まず叫んで逃げ
そして、一瞬で色々なことを考える。
相方の帰りを待つ?
仕留める?(熱湯?ない。。殺虫剤・・どこだっけ)
逃げる・・・?
でも結局、ここで逃したら
しばらくこの家で眠ることはできない・・と思い
殺虫剤を取りに。
足はガクガク震え
ひとり半べそで叫びながら。。
近づける最大限の距離から
ひたすらスプレースプレー
数分間の格闘の後
ヤツは天井に駆け上り
バラバラバラ!ともがいたと思ったら
力尽きて冷蔵庫の上にポトリ。
あー・・・こんなことを書いていると
またよみがえって、身がよじれる。。。
殺った後、耐えられず
近所のファミレスに避難。
相方の帰りを待つことに。。。
これはある意味、トラウマだ。
夢にも、巨大なヤツが出てきたのだから。
死ななくて、スプレーも尽きたのだから(><)
でも、終わってから良く考えると
ヤツは不思議だったんだ。
まず、私に見つかったのに
全然隠れなかった。
むしろ、殺虫剤を探してモタモタしている私が戻ってくるまで
ずっと動かずにい(てくれ)たのだから。
そして、格闘中も
なぜか、すきまから出てきて
こっちを覗くんだ。
まるで路地から覗いてる人間みたいに。
さっさと、逃げ足を生かして
暗闇に隠れれば
ヤツは生き延びたはず。
なぜだろう?
私を訓練させる為に出てきたのかな?
そういえば最近
情緒不安定で、相方にあたりちらしていたから
そのバチかな。。。
色々なことが頭をよぎる。
神様、いい子にしてるから
どうかゴキを出さないで下さい。。。
そうか、ヤツは
私の暴走を止めるために出てきてくれたんだな。
そう思うことにする。
でも容赦はしない。
明日はバルサン焚くからね・・・
バルサンを焚いても
しばらくこのトラウマは消えないだろうが・・・
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