2016年6月24日金曜日

聴いているのに、聴きたくなる

『あ~パイプオルガン聴きたくなっちゃった。。。
いや今聴いてるんだけどさ、わかるでしょ?』

パイプオルガンコンサートの休憩時間
各国を旅したことのある友人が言った言葉。

私もまさに!心底ガッテンし
2人して、『聴きたいね~聴いてるけど・・・』とつぶやいたのだった。

彼女とちがって
自分はドイツのパイプオルガンしか聴いたことはないけれど
日本にあるパイプオルガンは、やっぱり別モノ。
建物も楽器のうちだからね。

最近、あちこちオジャマして
いろんなパイプオルガンを聴いているのだけど
日本にも、小さな教会はあちこちにあり
意外と立派なパイプオルガンがあったりすることに驚く。

そして、聴けば聴くほど
あ~聴きたいなぁ~
あの残響と、体の芯に響く震えが恋しくなるのだ。

ま、日本で聴けちゃったらつまらないけどね。
この恋しさを原動力に、また旅に出よう。

旅をする木

大好きな本
星野道夫の《旅をする木》

この人が好きだった場所は
まちがいなく自分も好きだ!と心がザワザワし、
アラスカ行かねば!と思って何年・・・?

先日TVで、関連する番組をやっていた。
奥さまが好きだと言っていた章が
まさに、私の一番気に入っていた部分で
なんだか嬉しくなり
久々に読み返してみたくなった。

実家から持って来てたっけな・・・
ゴソゴソ探したら発見!

やはり、いい。
一文一文が、いちいち、好き。

近ごろの電車は
みんな熱烈スマホ中なので、気にせず泣ける(^^;

ちっちゃな文庫本の中に
壮大な世界。

なんて自分の世界は狭~くて
ちっぽけなことでウジウジしているのだろう、と。。

本を閉じると、またそこは打破できない現実なのだけど
この心のザワザワはきっと大事。。

2016年6月13日月曜日

見たくないもの・・・


 
深く、真剣に、幅広く考えなければいけない言葉
 
がしかし、私の頭にはもうGブリしか浮かばないのであった。
対面の機会・・・勘弁しておくれ
 
毒エサを置き
キャラウェイを焚き
ひたすら黒い影にビクビクする日々。
 
試練の季節がやってきた。。。

2016年6月7日火曜日

プリズン・ドッグ

もう7年くらい前のドキュメンタリー
プリズン・ドッグを観る。
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=091031

アメリカの少年院での活動。

虐待されたり捨てられ、処分を待つ犬を
保護施設から譲り受け
受刑者が調教。

傷が癒え、人慣れし、しつけされた犬は
新たな飼い主にもらわれていく。

互いに暗い背景があることで生じてしまう環境とはいえ
なんと素晴らしい。

クインさんという女性の指導者の存在が大きそう。
犬と人間の個性と向き合い、
穏やかながら毅然と指導していた。

愛情を注がれずに育ち、犯罪に走った若者と
人に裏切られ、傷ついた犬たち
寂しい者同志、徐々に信頼関係を築いて
安らぎや笑顔、自信が生まれる。

オキシトシン出まくりだ!!

広い敷地で、じっくりマンツーワン?で時間をかけられる環境だし
受刑者同志、協力し合ったり、教え合ったり。
もしかしたら出所後、そういう関係の仕事に就けるかも?

日本でも、ほんの一部でやっているようだけど
もっと取り組めばいいのになぁ。

と思ったけど、やっぱりペットショップが存在する限り
そのサイクルは成り立たないのだよね。

ワンコ飼いたいね→刑務所の調教ワンコ見に行ってみよう!
って自然になる世の中、日本でも実現したらいい。
まあ、保護施設も刑務所も
ガラガラになるのがいちばんなのだけど。。