3時間に及ぶ大作(1981年公開)のリマスタ版を観る。
音楽一色かと思いきや、これは戦争映画だな。
泣きすぎてマスクびしょびしょ
顔ガビガビ
一市民が戦争にほんろうされる様、
それぞれのドラマが
オムニバス形式でリアルに迫ってくる。
あっさり失われる命と平和な日々。
戦争が終わったら終わったで
過去は正反対の顔を持ち、
人々の明暗は分かれる。
そんな中で、一貫して人々の中に生き続けるのが
音楽や踊り。
その切なさ、美しさ、力強さ!
親から子、孫へと受け継がれる血と愛情を
これでもかと見せつけられた感じ。
あ~私はとんでもなく貴い経験をし損なってしまったのだなぁ~と
改めて突きつけられた感もありつつ。。
クライマックスのボレロのシーンは
Parisのど真ん中。
エッフェル塔をバックに。
奇しくも、同時テロの直後とあって
ひときわ意味深く、心にずしり。
人間とは、懲りずに戦い続ける生き物なのだと。
劇場の年齢層はかな~り高めだったのだけど
これは今、まさに
戦争を知らない世代に観てほしい映画だと
強烈に思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿