2015年11月29日日曜日

星野源 SUN

新環境にて、心身ともにぐったりのこの頃。

星野源の≪SUN≫に元気をもらっている。

単純に明るい曲で好きだったのだけど
これが、マイケル・ジャクソンへの想いが込められた曲と知った。

その背景を知って聴いたら
もう声出して号泣(^^;

孤独だった過去
病気に苦しんだ過去

それを救ってくれた太陽=マイケル。
マイケルもまた孤独の人だったからこそ
苦しんでいる人に想いが届いたのだろうなぁ。

うぅ。
元気が出る曲なのに
こんなにせつない。
すごいワザだ。

紅白でも歌ってくれるみたい。
楽しみだ!


祝賀会

両親それぞれ、節目の年齢。
健康でうれしいかぎり!
あれこれ企画し、久々に家族集合で、お祝い。

上質な食と空間を楽しんだあとは
一大サプライズイベント?
娘と孫による、弦楽四重奏モドキを披露。笑

自分だけ、レベルが格段に低いので
カスカス音で笑いをとりつつも
喜んでもらえたので、まあ成功かな。

貧しくて、自分は若いころ楽しむ余裕のなかった父。
その前で、娘も孫も、自分の楽器を持って楽しめる環境にいて
音楽を披露している。
ヘタクソでも、とにかく嬉しくて楽しかった。
改めて感謝!

そして、もう一つ
私にとっては大きな出来事が。
カスカス音の罰として?
母になんか1曲ピアノ弾け~と言われ、大好きなブラームスを。

何度も弾いているのに、緊張。
やっぱり間違える。
あぁ、ヒドイ・・・ブラームスごめん・・・
でも、子供のころと弾く想いがまったく変わっている。

両親のために
ブラームスのために
初めて、気持ちをこめながら
ブラームスが見ていただろう景色を想像しながら
弾けた気が、少しする。

これからも
気軽に音楽を聴かせてあげられるように
練習しなくてはー!

2015年11月16日月曜日

愛と哀しみのボレロ

3時間に及ぶ大作(1981年公開)のリマスタ版を観る。

音楽一色かと思いきや、これは戦争映画だな。
泣きすぎてマスクびしょびしょ
顔ガビガビ

一市民が戦争にほんろうされる様、
それぞれのドラマが
オムニバス形式でリアルに迫ってくる。

あっさり失われる命と平和な日々。
戦争が終わったら終わったで
過去は正反対の顔を持ち、
人々の明暗は分かれる。

そんな中で、一貫して人々の中に生き続けるのが
音楽や踊り。
その切なさ、美しさ、力強さ!

親から子、孫へと受け継がれる血と愛情を
これでもかと見せつけられた感じ。
あ~私はとんでもなく貴い経験をし損なってしまったのだなぁ~と
改めて突きつけられた感もありつつ。。

クライマックスのボレロのシーンは
Parisのど真ん中。
エッフェル塔をバックに。

奇しくも、同時テロの直後とあって
ひときわ意味深く、心にずしり。
人間とは、懲りずに戦い続ける生き物なのだと。

劇場の年齢層はかな~り高めだったのだけど
これは今、まさに
戦争を知らない世代に観てほしい映画だと
強烈に思った。