TVでドキュメンタリーをやっていた。
以前にも観たことがあり
名前は聞いたことあるな~くらいのクライバーを
へ~こんな曲者だったのか!と初めて知ったのだった。
もう一度観ても、引きこまれてしまった。
絶妙な比喩をつかいながら
オーケストラから音を導き出していく姿。
すれすれの所で生きている、
これぞ芸術家!という緊張感。
関わってる人たちは
そりゃ~大変だったんだろうけど
かつての映像を見、思い出を語るみんなの表情が
実にいい。
特にウィーンフィルの人。
クライバーが『弱く、もっと弱く弱く』って言うけど
そんなのムリだよ!とオケは反発。
でもそれを何度か繰り返しているうちに
信じられない音が生まれたんだって。
そのときの感覚は
今でもなんともいえなくて言葉にできない・・・って
顔を紅潮させて、目をキラキラさせて。
我々の想像を超越した”なにか”があって
それを伝えてくれる人
神様からの遣い。
ベートーヴェンの生家に行ったときも
彼は神様からの遣いなんだな~って思ったんだ。
なんだか最近はそういう人が
少ないような気が?
さっそく、中古CD屋をウロウロして
クライバーのCD買ってみちゃった。笑
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