ベルリンフィル弦楽五重奏団のコンサートへ。
ストラディヴァリウスサミットコンサートで
何年も楽しませてもらっている
トーマス・ティム氏
彼がやって来ると知ったから、飛びついた。
若坊ちゃんみたいだったのに
ヒゲもたくわえて、ずいぶんダンディーになったねぇ。
ストラディヴァリウスのときと
やっぱり音が違う!
・・なんてことは、判らない。
そんなことを考える以前に
繊細で、緻密で、誠実な音色。
(ちょっと座り方が内股なのが気になったけど・・^^;)
あ~幸せ。
血が騒いで、涙が出て
全身で感動。
少人数だけに、緊張感の中 ワザが際立つ。
チェロのタチヤナさんは
力強くて、情熱的。
アンダンテ・カンタービレ良かったなぁ。
そして、背中から腕の
引き締まった筋肉がまた素敵・・・
バーバーのアダージョ
あの静寂から高音への昇天→静寂・・・
みんな吸いつけられて、息を呑んでたよね。
ピアソラも新鮮で良かった。
こういう曲も、きれいにパリっと弾きこなしてしまうんだなぁ。
拍手喝采に応えてくれ、アンコールは長い曲を4曲も。
中でも、ボッテシーニの『夢遊病の女』は圧巻。
BASS奏者、折り重なるように体を伸ばし
幅広~い音程を拾っていく。
ヴァイオリンでさえ音を拾えないでいる私にとって
神業なのだ。
チェロなの?ヴィオラなの?という音も出せるんだ!と
BASSが主張している。
あぁ、やっぱりコンサートは心の燃料だ。
やめられない!
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